校長室より 1年生

うまくなったね。

校長室前の廊下から子どもの声が聴こえました。

「何かな?」と思って、ドアを開けると同時に「コンコンコン」とノックされ、ドアが開きました。

「校長先生に見せたいものがあります。」

1年生4人がやってきたのでした。

見せてもらったのは、自分の名前でした。

1年生になって、初めて書いた自分の名前と、今日書いた名前です。

こちらは、5月に「名刺」として、私がもらった時の文字です。

以前に書いた文字と見比べて感じたことを話してもらうと、

「へったやったなあ。」とか「上手になりました。」とか「この字のここが上手くなった。」とか・・・

私は、どの子も文字も、うまくなっていると思いました。

こうして見比べることができると、自分自身で成長を感じやすいと思いました。

担任の一工夫で、子どもの自信になったと感じました。