校長室より 金管ランマル

金管バンド 夏休み練習最終日

今日は、金管バンドの夏休み練習の最終日でした。

先日の兼山夏まつりでの演奏を含めて合計8日、みんなで集まって練習しました。

今日は、体育館で練習していました。

体育館に入ると、何となく雰囲気が違うように感じました。これは、数値で測ったものでなく、

また、子どもたちの声を聞き取ったものでもない、私の主観ですが、「おお、何か違うな」と

感じたのです。それは、中学校で大きな大会を終えたあとの雰囲気。それは、体育大会や音楽会

の後の学級の雰囲気。どちらも、何日間かの取り組みのなかで喜怒哀楽を味わい、当日、全力を

出して、勝っても負けても自分に、自分たちに納得した後の雰囲気に似ていました。

成長を感じる場面でした。

楽器のメンテナンス・かたずけが始まりました。自分の楽器や使った椅子など、自然な感じ

で進んでいました。どことなく余裕というか落ち着きを感じました。

   

夏休みの間、練習会場となったランチルームの机も、通常の状態に戻っていました。

リーダーの振り返り、教頭先生からのお話、話し手の顔を見ながら「よく聴く」ことができていました。

ところどころで笑みがこぼれていました。

最後に、みんなでアイスを食べて「お疲れ様」の時間を過ごしました。

4年生は、始めての夏休み練習、そして、地域での演奏でした。

「どんどん音が出るようになって、暗譜もできて、演奏も楽しかった。」

5年生は2年目とはいえ、昨年は地域での演奏の機会はありませんでした。

「たくさんの人に聴いてもらえて、うれしかった。」

6年生に訊いてみると、

「夏休み、先輩にも教えてもらえて、じっくり練習ができたから、上手になったと思う。」

といった声が返ってきました。

中には、

「夏休みも学校があると同じじゃん、遊びに行きたかったな。」という声も。

講師の星乃先生にもお話を伺いました。

「夏休み中には、先輩から後輩、6年生が4・5年生にアドバイスする姿、積極的に

関わる姿が見られるようになりました。それが嬉しかったです。また、アドバイスした

ことをすぐに生かして修正することも多くなっています。みんな、分かってきたんだと

思います。それも、嬉しい変化、成長でした。」

子どもは「のびしろいっぱい」ですね。

いろんな思いが集まった2023夏の金管バンド練習は、今日で終わります。

全て、参加したから味わえた気持ち。この経験を次につないでいきましょう。

子どもたち、よく頑張りました。

保護者の皆様、金管バンドの活動にご協力ありがとうございました。