1時間目のことです。
校長室前から相談しているようなひそひそ声が聴こえてきました。
エプロン姿の6年生3名でした。調理実習で作った「スクランブルエッグ」を私に届けてくれたのです。
その場で一口食べたら、とてもおいしかったので、止まらなくなりました。
焼いたフランスパンの香ばしい香り、サクサクの歯ごたえと、スクランブルエッグの絶妙な塩加減とバジルの香り(おいしさを伝える食レポになっているでしょうか)。
喫茶店のモーニングのようで、とて贅沢な朝のひと時となりました。
子どもからの「家でも作ってみようかな」というつぶやきが、とても嬉しかったです。
学校で習ったことを家庭や地域でやってみる。家庭や地域での経験を学校での学習や生活につないでいく・・・私はこれを「学習の転移」と勝手に呼んでいます。良いことがいろんな場面でつながり、使われるといいです。自分のために、誰かのために・・・
いろいろ書きましたが、一番伝えたいことは「おいしかったありがとう!また、よろしく!」