校長室より

新しい週の始まりに想う

新しい1週間が始まります。

◆学校では、「自ら本に手を伸ばす子の育成」(令和5年度学校経営構想 指導重点【主体的な学び合いづくりー3】)のために、先週から読書旬間の取り組みを行っています。併せて、保護者・ご家庭の皆様には「家読」の取り組みのご協力、よろしくお願いします。

◆子どもたちは新年の目標をもっています。私たち大人も、「今年は・・・・!」という目標を家族に伝えた、または胸に秘めている方もおみえかと思います。
私は後者タイプですが、今週の目標、今日の目標、といった小さな目標も立てていこうと思っています。小さなこと、たった1日のことかもしれませんが、自分で決めたことが「できた」という事実(うれしさ)を積み重ねていきたいなと思います。

というわけで、今週は、「あいさつ」にこだわってみたいと思っています。

◆朝の登校指導で城戸坂下に立っていると、自転車で通る方々が「おはようございます」と声をかけてくださいます。こちらも「おはようございます。行ってらっしゃい。」と声をかけます。それだけで、なんだかいい気持ちになれるので、あいさつっていいな、と思います。

7時25分くらいになると、どこからか「ピッピッピー」といった笛の音が聴こえてきます。子どもたちの登校の音です。分団長を先頭に1列になって歩く姿に、今日も始まるなあとやる気が湧いてきます。ところが・・・一緒に交通当番などで立っている地域の方へのあいさつが少ないように感じます。地域の方に子どもが去ってから、「今、子どもたちはあいさつしましたか?」とたずねると、「そういえば、しなかったね。」という返事が返ってきます。「コロナの3年間、会話しない、声を出さないことが習慣になってしまったかな。以前は元気よかったんだよ。」という話も聞きました。

前述しましたが、私は、子どもの登校の様子から元気をもらっています。同じ思いを地域の方々も思っていることを再確認できた会話でした。

◆そこで、今朝は、いつもよりワントーン上げて明るく「おはよう」を言ってみました。さきがけあいさつとして、子どもからを待たず、目が合ったいいタイミングで「おはよう」を言ってみました。子どもたちはどう感じたかは分かりません。でも、信号待ちの時、目を合わせてもう一度あいさつをしてくれる子が増えたように感じました。思い込みが強い私ですが、それで気持ちがよくなるのだから、よしでしょう。

◆ということで、今日の「校長室より」の話題は、何か自分がこだわると(目標をもつと)、気づかなかったことが気づけて、いいことがある!とまとめさせていただきます。だらか、今週は「明るいあいさつ」にこだわってみようと思います。朝、帰りだけでなく、出会った時に、一声かけることを意識してみようと思います。夜、就寝前に、一日を振り返ると、きっといい気持で眠りに入れることでしょう。

*校長のつぶやきにおつきあいくださり、ありがとうございました。

◆「気づく」という言葉がでましたので、紹介します。

これは、体育館です。変化(変わったこと)気づきますか?

(気づいた方は、校長まで)