校長室より 6年生

「ありがとうございました。」6年生茶道体験

3・4・時間目に6年生は、茶道を地域の方から学びました。

場所は、学校を離れ、講師の先生のお宅(茶室)です。

私が会場に着いた頃には、体験は始まっていました。

最初にお菓子(この和菓子は、今年は2年生が和菓子作り体験でお世話になった梅園さんです)を食べ、次にお茶を飲みます。

これは、おもてなしをしてもらいう側視点です。おもてなし側からするとその逆です。今回は、「お菓子の出し方・食べ方」とお抹茶の「点て方・飲み方」の所作を体験させていただきました。

見とれてしまって、写真を撮るのを忘れてました(記録係の役を果てせず、すみません。)

「どうぞ、お召し上がりください」「ありがとうございます。いただきます。」

友だちの動きを見ながら作法を覚えていきました。講師の先生も丁寧に教えてくださいました。講師の先生は、実は兼山保育園でも教えています。6年生の中にも、教えていただいた子もいます。また、奥でお菓子や道具の準備を手伝っていただいた方も、子どもたちの幼いころを知っている方でした。温かいまなざしで子どもたちの様子を見ながら「大きくなったね。」と微笑んでいました。

最後に、講師の方から「掛け軸」や今日のお花のお話を聴きました。短い体験でしたが、授業始めと終わりのあいさつの所作に違いがあったようです。

「本来無一物」・・・物事は、すべて本来、空(くう)であるから、執着すべきものは何1つない。何かに執着しすぎると、心が不自由になるということ。禅の言葉は深いですね・・・

日本の文化を体験する貴重な時間となりました。

*詳しくは、【6年生】のページへ

先生、ありがとうございました。