校長室より

大切で、身に付けたい力の1つ“読解力”

◆昨日の話題です。

NIEの勉強会に参加してきました。

テーマは、「持続可能なNIE」でした。

教育に新聞を活用する、という営みは、古くは、大村はま先生の実践に学ぶことができます。

また、「NIE!」と気張らなくても、何かしら新聞を話題に子どもたちに世の中の仕組みや

人々の生き方を教えたり、一緒に考える材料にされている先生は多いと思います。

 

今日の勉強会では、元東京都内小学校の校長先生と現東京都立高校の先生からのお話やワークショップ

を通して新聞活用のヒントをいただきました。

活字を読む、背景まで想像し読み解く、この作業を通して身に付く力は、ただ、読書が好き、活字を読む

ことが好きという子どもを育てるだけでなく、会話という文字に話らない言葉のやり取りでも、相手の

気持ちを正しく理解しようとする姿勢にもつながると感じます。言葉を通して相手の言わんとすることを

読み解く力=読解力=は、よりよく生きていくために必要な力だと思っています。

新聞という紙媒体が、デジタル新聞という電子媒体に変わっていくかもしれない世の中ですが、様々な

情報を「よく聴き」、自分の頭で「深く考え」、よいと判断したことを「行動」に移す実践力。

一人ではできないことや、相手を巻き込んだり、助けを求める時などにおいて、「自分の気持ちを正しく

伝えきる」コミュニケーション力の必要性を強く感じた勉強会でした。

会場は、岐阜市立図書館「みんなの森ぎふメディアコスモ」

立派な建物、館内も素敵。湯気(いや)ミストが地面から湧いてました。

*こういう場合、「湧く」で正しいのか!?

語彙が豊富(言葉をたくさんもっている)で、活用できると、心も豊かになりますね。