今日は、楽しみにしてた「兼山・久田見小学校 音楽交流会」でした。
同じ可茂地区にある、学校と地域が楽器の演奏を通して豊かな心を育てている2つの学校です。
お互い、児童数から小規模校となりますが、ここで学ぶ子どもたちは、その環境の中で明るく元気に過ごしています。
でも、やっぱり、多くの出会いも求めたい。
多様な価値観に触れ、お互いの共通点や違いも感じながら相手のよさを認め、自分を見つめ直す機会をもちたいと思います。
◆この度、縁あって、この2校が交流会を計画することができました。
前半は同じ学年での交流会(この様子は後ほど紹介します)。
後半は音楽を通した交流会を行いました。
10:35 体育館入場完了
両校の保護者や地域の方を合わせて約40名の参観がありました。
学年交流会でほぐれた雰囲気も、こうやって一堂に会し、参観者もいると凛とした空気感となりました。
10:38 さあ、始まりです。
◆校長のあいさつ
この時間が、皆さんの“未来につながる笑顔のもと”の1つになたらいいな、という気持ちで話しました。
◆初めて行うこの行事の仕掛け人(久田見小で勤務され、昨年から兼山小でお勤めの先生です)に、交流会への想いや期待を話していただきました。
◆では、最初のプログラム「校歌紹介」です。先に兼山小から行いました。
まず、金管バンドの演奏、そして、演奏をバックに校歌1番と4番を1・2・3年生が歌いました。
次は、久田見小です。
歌い始める前に、少し発声練習があり、アカペラで校歌が歌われました。そのときからすでに、まとまりを感じました。本校の「テンハット」の声のように、先生の合図で3・4・5・6年生が全員そろって楽器を準備しました。とてもかっこよかったです。
◆感想交流です。
周りの友達と感想を聴きあう時間をとり、その後で全体交流をしました。先に、兼山小から久田見小の校歌、そしてトランペット鼓隊の演奏について感想を話しました。
次に、久田見小から兼山小の校歌と金管バンドの演奏について感想を話してもらいました。
次は、パブリカの合同演奏です。
初めてであった今日、すぐに演奏を合わせる・・・さあ、どんな音楽になるでしょう?
観ている・聴いている下級生のまなざしが素敵でした。
一緒に練習しているのかな、と感じるほど揃っていました。
(2校は、同じ非常勤講師の先生に教えていただいます。残念ながら本日は都合がつかず参加されていません。聴かせたかったなあ。)
兼山小33人、久田見小31人 合計64人(当日欠席者あり)の演奏は迫力もありました。
下級生は手拍子で参加しました。今日だけの、特別な音(作品)です。
◆次は、全員合唱です。「友だち(3年生の教科書に掲載)」を歌います。
始めに久田見小学校の先生が、みんなの緊張をほぐしてくれたので、笑顔で歌うことができました。
◆記念撮影です。
◆次は、兼山小学校の校長先生のお話です。
「今日は特別の日でした。これができたのも、音楽の力です。」
◆ 最後に、お互いに感謝とエールを贈りました。
久田見小の子どもたちが楽器をもってバスに乗り組む姿、バスが動き出すまで、声をかけたり手を振ったり・・・素敵な時間になったと感じます。
*この出会いから、子どもたちは何を感じたことでしょう。ぜひ、ご家庭でも話題にしていただきたいと思います。
*昼休み、校長室前に人影(3年生)発見。
「今日の交流会はどうだった?」とたずねると、ニコッと笑みを浮かべ、「楽しかったよ。私もやりたくなったよ。」と言って去っていきました。
今後の金管バンド、そしてトランペット鼓隊に期待が膨らみます。
【お知らせ】
久田見小トランペット鼓隊は50周年を迎え、記念行事が行われるそうです。