5・6時間目に、今年1回目の金管バンドの練習を行いました。
めあてを確認すると、早速、先生の指示を聴いて「校歌」と「ジュピター」を演奏しました。
久しぶりの演奏だと思うのですが、初めてRANMARUの練習に参加し、曲を聴いた私は、背中がゾクゾクしてきました。特に、シンバルの優しい音と演奏している子どもの姿に感動しました。
その後は、自分の「今日の課題」を決めて、楽器ごとでの練習が始まりました。
上級生が下級生に自然に寄り添っていくこと、下級生が上級生に「教えて」と言えること、先生方が熱心に指導する姿を見るにつけ、笑顔になっていました。
ある男の子に、「どうしてこの楽器を選んだの?」と尋ねてみました。
「最初にドレミファソラシドの音が出たから。でも、本当は、トロンボーンがよかった。」とのこと。
「どうしてトロンボーンがよかったの?」と訊いてみると、
「お母さんが吹いていた楽器だから。」と教えてくれました。
KANMARUの歴史は古く、前身は1960年代の鼓笛隊だそうです。1981年にはトランペットを導入したトランペット鼓笛隊に。そして1985年には「金管バンド」にと編成を変えながら今に続いているそうです。(『兼山のじんんとほこり』令和元年10月発行 編集:兼山のじまんとほこり委員会 より)
歴史や親子の絆まで感じる金管バンドの活動。兼山小だけでなく、兼山のじまんとほこりであることを強く感じるともに、どうやって持続可能な活動にしていくかなど考えたいと思います。
今、校長室からHPを作成しています。♩ジュピター♩が聴こえてきます。
Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥でつながっている・・・