校長室より

3月になりました

令和5年度も最後の月に入りました。

6年生にとっては小学校生活最後の25日間です。

1年生~5年生にとっても、その学年最後の26日間です。

担任の先生と一緒に、学級目標の達成に向って努力を続けていくことを期待しています。

朝、学校に車を止め、歩いて城戸坂を歩きました。新しい分団長・副分団長の気持ちのよい笛の音が聴こえてきました。

坂を下りながら、4月当初のことを思い出しました。あのことは工事のため、車の通行は止められていました。子どもたちは、歩道ではなく車道を歩いていました。

春ですので、1年生にとってはこの城戸坂は難所だったと思います。また、春ですのでウキウキした気持ちもあるのか、少々列が乱れていた分団もありました。

おしゃべりしながらで、楽しそう。車も来ないし、それはそれでいいかな?なんて考えていた私でした。ところが、ある分団のリーダーが「あああ、これで分団っていえるのかなあ。」とつぶやいたことを忘れません。

ああ、兼山小は交通安全に力を入れているんだな、子どもたちの意識も高いな、子どもの命を守ることが教師の仕事。気を引き締めないといけないぞ、反省したことも忘れていません。(一度、天候の怪しい中で下校させたことで猛省したことも忘れていません)

そして、今日です。

カメラを持参していなかったので写真で紹介できませんが、子どもたちの登校の様子に感動しました。きれいに1列で登ってきました。今日の先頭は、春先はゆっくりだった分団でした。私を見つけると、「あっ、ウオーキングの」と声が聴こえてきたので「はい、ウオーキング中のおじさんです。」なんて返すと、大きな声で「おはようございます」とあいさつしてくれました。子どもたちは、地域の方に出会って、あいさつを交わしたいんだろうなと思いました。その後も、そんなやり取りをいくつかの分団と交わしながら城戸坂下に到着。いつも見もって下さる地域の方と、今日は保護者の方もお見えでした。2人にあいさつして、また、城戸坂を登しました。

古城山第一駐車場で、城山分団を待っていました。この班には、とおおおおくからでも大きなあいさつができる児童がいます。正門前を通るので車に出会う機会も多いです。保護者の方からは、「この分団は、車優先で、しっかり止まってくれます。目を合わせてくれます。気持ちがいいです。」こんな話を聴いたことがあります。

今日も気持ちのよいあいさつで登校していきました。

まだ、7時50分前だったので、一度やってみたかった、朝の古城山登山(といってもふれあい広場まで)に挑戦しました。写真で紹介できないのが残念です。歴史好き・お城好き・想像(妄想?)することが好きな私には、すごく魅力的な登山道でした。いつか写真で紹介します。

管理人さんがおみえになったので、あいさつをしたこところ、お礼の言葉をいただきました。「きれいなお花をありがとうございました。」

先日、子どもたちがお届けした「ありがとうの花」を受付の所に飾っていただいていました。とても嬉しかったです。

春休み中に新しい職員での昼食会を兼山の桜を見ながら行いたい(コロナ前はやっていたそうです)という相談にも、快く承諾いただきました。ありがとうございます。

下山していると、ウオーキング中の方に会いました。お二人とも登校指導中にお会いしたことがありましたので、気軽に挨拶ができました。

そして、8時5分に職員室入り。とっても贅沢な時間を過ごさせていただき、仕事もやる気満々です。

まだ、少し寒いけれど、12月から閉めていた校長室のドアも解放しました。

子どもたちが、「先生、あのね、私、好きなことができたよ・・・・」と話しに来てくれることの楽しみにしています。

*今回も、私の「つぶやき」におつきあいくださり、ありがとうございました。

心に残る別れ、そして、やる気に満ちたスタートの準備ができる3月になるよう、子どもたち、先生方と歩みます。ご協力お願いいたします。