緑丘語風(校長の独り言)

0304 長い人生のつながり

土曜日に、「はるさとこどもまつり」(於:春里地区センター)に参加してきました。
たくさんの、中学生がボランティアとして参加しており、運営の方々も大変感謝をしてみえました。
参加してくれた皆さん、お疲れさまでした。
「竹虎君、西可児の校長なんやね。」と親しく話しかけてくれる同級生とも30年振りくらいに出会え、瞬時に中学時代を思い出しました。

考えてみれば、人生80年と考えても中学時代は3年間です。そしてその中で学校に登校している日(授業日数)は約200日。一日の時間にすると8時間。
これを計算すると、3/80×200/360×8/24×100=0.69%
つまり、中学生として一緒に学校で過ごしている時間は、人生の中の0.7%弱しかないわけです。

ですから、こういった「地域でのつながり」がとても大切であり、コミュニティースクール(学校運営協議会)の意義が出てくるのだと考えます。
ご参考までに、西可児中も春里小も南帷子小も同じ学校運営協議会です。同じ地域の子を育てているのですから、とても良いことだと考えています。
ちなみに、「はるさとこどもまつり」では春里小の校長と一緒になりました。南帷子小の学校報3月号には「ひとりだち」という言葉が出てきます。
どの子にとっても、生涯に渡って、大切な繋がりの「ふるさと」であり続けたいです。

【追記】 「人生の中の0.7%しかない」と記しましたが、中学校教職員の誰もが、「多感な思春期を一緒に過ごせる、この上ない喜び」を感じています。卒業を迎える3年生もきっと同じだと思います。