学校行事

令和5年度 後期の始まりにあたって

可児市の小中学校は、今日(10月10日)から後期に入ります。

本校では、朝活動の時間に後期始業式をおこないました。

今日のメニューは、児童代表の話はなく、校長の話と第4ステージになるので、学びづくり指導部とくらしづくり指導部の先生からの話です。

私は、パワーポイントで14枚のシートを準備しました。1年生から6年生までに理解しやすい話しとは、とても難しいです。担任の先生方のフォローに頼っています。

できるだけ短い時間でと思うのですが・・・腕時計のタイマーを5分に設定しましたが、なんと2回ぶるぶるしました。3連休後の朝一番から10分以上の校長の話・・・子どもたちにとっては修行ですね。ただ聴くだけでなく、一緒に考えたり、声を出したりして反応しながら、子どもたちは真剣に受け止めてくれたと思っています。

まず、前期の終業式で予告しておいた「後期の目標」について問いました。

全員に発言してもらうことは無理なので、こころの中でつぶやいてもらいました。そして、

「その目標を達成するために必要なこと・大切なこと・大事なことは何だろう?」と問いました。

いろいろな考えがありますが、私は次のシートを準備しました。

「自分の気持ちを伝えることができる友だち、学級のムード、学校の雰囲気がある、そういう安心感」これをさらに育てていきたいと話しました。

では、「安心感」はどうしたら生まれるか、育つかを問いました。

学校は、集団で生活しますから、何かしらトラブルも起きます。その時、自分の気持ちも相手の気持ちを大切にしながら、「自分が相手にされて嬉しいことをやろう。自分が嫌なことは相手にもしないでおこう。」と話しました。

本校には、「兼山小の根っこ」という考えがあります。調べてはいませんが、数年前あるいは開校当初から大切にしてきたことかもしれません。

写真は、職員玄関前に掲示してあるものです。4月から、この掲示物を意識してきました。10月になって、「相手意識」という言葉が浮かんできました。

それについての説明は省きますが、安心感を生み出すことにつながると思っています。今日から、さらに「兼山小の根っこ」を意識した指導を進めることを職員会でも確認しています。

最後に、このシートを準備しました。目標を実現する過程を山登りに例えてみました。

努力の過程は楽なものではありません。でも、あきらめないで続けることで力が身に付いてきます。

その努力の過程を運動会で生まれたキーワード「笑顔の道」とよび、「自分の目標を達成するために、あきらめず努力を続けよう。笑顔の道をさあ、いこう!」と投げかけると、「は~い」という、ちょっと間延びしてましたが笑顔で返事が返ってきました。

「ちょっと、間延びしたので、きりのいい返事を」と要求してしましました。2回目は、「はい!」という歯切れのよい返事が響きました。(これって、やらせでしょうか?いや、兼山っ子の返事は、「はい!」これだというこだわりです。)

*ここまで読んでいただき、ありがとうございました。教師のこだわりをお伝えしました。子どもたちの変化を後期も紹介していきます。