1・2年生が、古城山探検 に出かけました。
講師は、日本シェアリングネイチャー協会の方々(2名)です。
2年生は昨年もお世話になっているので、名前を憶えている子もいました。
最初のゲームが始まりました。
縄で作った円の中に、裏返しにしたカードがあります。
子どもたちは1・2年合同で5つのグループ分かれました。各グループから順番に1人づつカードを取りにいきます。そして、グループにもどってカードを読みます。カードには、4つの生き物のヒントが1つ書かれています。そのヒントから、4つの生き物が分かったら、講師の先生に伝えます。さあ、4つの生き物は何か分かるかな!?
「色は黒」(さて、皆さん、何だと思いますか?)「蟻じゃない?」「そうだそうだ」「静かに、他のグループにきかれちゃう!」
頭がぶつかっちゃうくらい近くに寄り添いながら相談する姿は、何とも微笑ましい。
「しっぽが切れても、また生えてきます」「トカゲ!!」
「手で触ると粉がつきます」「ちょうちょ」「ガ じゃない?」「アゲハ蝶だ!」
特徴をよく知っていますね。生活体験が生きてます。
次のゲームは「ネーチャービンゴ」
「くものす」「きのこ」「とりのす」など9つのお題を探しながら、古城山を登りました。
こんな場面がありました。
「いいにおい」というお題がありました。ある子は、「この花の匂い、いい匂い」と言います。他の子も「うん、いい匂い。」と言いました。ビンゴの穴は、グループ全員が「そうだ」と思ったり見つけたりしないと開けられません。でも、最後の一人は、「私はいい匂いだと思わない。」と言いました。
(う、、、気まずい、、、)と思うのはわたしだけ。「よし、他を見つけよう!」となりました。
いわゆる「同調圧力」は年を取ると使うものなのかと反省?しました。そして、このグループは「これはどう?」と、次の「いい匂い」を探して進んでいくのでした。
*この景色は、古城山のどこか(兼山城でいう二の丸?三の丸?本丸?)分かりますか?
いい景色だな、とベンチに腰を下ろしていたら、とても上手な「やっほー」
返事は帰ってきませんでしたが、聞いてたみんなが笑顔になりました。
講師の先生方との最後の場面。
みんあは、ビンゴの穴を通して、何を見ているのでしょう?
これでした。2023年4月18日 春の古城山から見た「空」でした。
帰り道では、展望台から街を見渡しました。
子どもたち、あなたのふるさと、どうですか?
古城山探検は秋にも行う予定です。その時は、何を感じるかな?楽しみですね。
*兼山小学校は、ふるさと兼山(自然・歴史・伝統文化、そして、ここに生きる人々)から学ぶ「兼山学」を行っています。私はまだ全貌がつかめていませんが、すばらしいプログラムだと思います。子どもの頃の体験を大人になって、ふと、思い出すことがあります。その時、どんな感情が湧いてくるか・・・私の場合、しみじみしちゃったり、懐かしく思ったりするのですが、その後に腹が立つことはありません。もちろん、嫌な思い出もありますが、それもひっくるめて「さあ、行こうか」的な、なんとなくやる気になったり背中を押してくれる場面を思い出します。子どもたちには、外に出て、ふるさとを思い切り味わってほしいと思います。
そんなことを考えながら、一足先に学校へ戻っていたら・・・
2頭の生き物に出合いました。
もちろん、何事もなく、子どもたちは帰校していますのでご安心ください。