5年生は国語の学習で「よりよい学校生活のために」自分たちでテーマを決めて、調べ・まとめ・発信(提案)する学習をしました。
テーマ「好きをふやすために~自主学習について~」チーム
テーマ「シャーペンを使いたい」チーム
2つのテーマを全員で決め、考えたいテーマに分かれました。人数からも子ども達の関心の度合いが伝わってきます。(シャーペン使いたいんだなあ)
さて、昨日の話題です。この学習の「出口=提案」の相手として選ばれましたので、私は5時間目に発表会に参加しました。
まず、「自主学習チーム」の発表です。
兼山小の授業では、①「日付」、②「課題」、③「学習内容」、④「まとめ」をノートに書いています。提案では、自主学習ノートにもこの4つを書くことを提案していました。低学年・中学年・高学年向けに、例えばこんな内容はどうでうすか?とサンプルも考え、スクリーンに映し、指し示しながらの発表でした。分かりやすく、説得力も感じました。
自主学習をテーマにした理由を聞くと、「自分の好きをふやすため」と話していました。兼山小は。「自分の“好き”を増やし、増やせる学校」をめざしています。教師からだけでなく、子どもの口からもその言葉が語られることがうれしかったです。私は、「ぜひ、この学習方法を広げて欲しい。」と話しました。
次は、「シャーペン使いたい」チームの発表です。
中学校では授業中にシャーペンを使います。(鉛筆でもよいです。)
兼山小では、6年生は中学校生活へのつなぎとしてシャーペン使用を認めています。5年生以下は、もろもろの理由で認めていません。
私もいくつかの小学校で勤務しましたが、話題になるテーマです。さあ、子どもたちはどんな提案を考えたでしょう・・・
子どもたちは、自分たちだけでなく、他学年にもアンケートや朝学習の時間に取材にいくなどして子どもの気持ち(情報)を収集していました。
それをグラフや表、言葉で説明しました。そして、シャーペンを使うときのルールも考えていました。
私は、子どもの気持ちがつまった「シャーペンのよさ16」(このチームの写真4枚目)を借りて問いかけました。
「大人目線・先生ならではの考えかもしれないけど、この16のよさの中で、一番いいな、と思うのはどれだと思う?」
子ども達はつぶやきますが、なかなか当たりません。私の気持ちは「モチベが上がる」です。
なぜ、小学生は鉛筆なのか?
今、学校の校則の見直しなどが話題になっています。兼山小でも「今までこうしてきたから」ということの見直しは必要だと考えています。
日頃から、よりよい学校生活について子ども達と一緒に話し合いたいと思っていますので、今日のこの時間は、私にとってとても有意義・刺激的な時間でした。
最後に、次代のリーダー5年生に話したこと。
昨日の学校運営協議会、そして、「よりよい学校生活のために」考えてきたこと、考えていること、ぜひ、声に出してください。
「してほしい」だけでなく、自分(たち)でやってみる」こともしてください。子どもも大人も一緒に考えて、兼山小学校をだれもが過ごしやすい楽しい学校にしていきましょう。
君たちを頼りにしています。
*5年生のみなさん、もし、この内容に間違いがあったら教えてください。一日たって、話したことと伝えたかったことがごちゃごちゃになてるかも・・・でも、間違いないのは、君たちの活躍を楽しみにしています。応援します!ということです。