昼休みのこと。
2年生が校長室にやってきました。
写真から想像できますか?ハロウィンの相談でした。
少し前に、この4名の中の1人が、1人で校長室にやってきたことがありました。
「校長先生、僕、考えたんですよね~。みんなで楽しめること。全校でハロウィンをやったら楽しいと思うんですよね。」
普段は、大きな声であいさつや話をする彼が、この時は、なぜか小声でささやくように、誰かに聞かれたくないようなひそひそ話風に話しました。
「2年生全員が賛成なら2年生で、もし、人が必要なら1年生や6年生に相談してみたら?校長先生は賛成だよ。」と答えました。
そして、今日の昼休みです。
今度は違う2年生が説明を始めました。
「ハロウィンでみんなに配る紙をつくったので、印刷してください。カラーでお願いします。」
「白黒ではだめですか?」
「せっかっく私たちがきれいに色を塗ったので、カラーがいいです。」
「分かりました。ところで、参加するみんなにといってはカラーか白黒かどっちがいいかな?」
「カラーの方が楽しい気持ちになると思います。」
「では、もう一度、カラーで印刷してほしい理由を話してください。」
こんなやり取りをしました。
全校児童を楽しませるために、2年生が行事を企画するなんて、私の教師生活で初めての動きです。
さらに話を訊くと、すでにスタンプラリーを制覇した人に贈るプレゼントも自作しているようです。
開催日は10月31日とのこと。楽しみがまたひとつ増えました。2年生のみなさん、やりきってください。