兼山小だより 校長室より

高校との連携(東濃実業高等学校ビジネス科の3名が来校されました)。

東濃実業高等学校ビジネス科 商品開発コース 「ヘルプマーク班」10名の中から代表の3名が来校されました。

学校からは、私が対応しました。初めに名刺交換をしました。

 

次に、今回の訪問の目的である、自分たちの学習内容を小学生に説明する企画の提案を説明していただきました。

  

先日(7月11日)、6年生が「小さな椅子の購入・活用」について提案した場面を思い出しました。

あの時は6年生に、「原稿を見ながら説明することは、正確に説明するためによいけれど、少しは眼を合わせて欲しいな」と話しました。

(すると、6年生は「・・・・と思います。」など「。」まで話したら、一度顔を上げて、聞き手を見ることができました。提案者としての思いが伝わってきました。)

さて、今日の高校生は・・・ばっちりです。さすがです。以前(15年ほど前)、家庭教育学級で保護者さんと東濃実業高校を見学させていただいたとき、当時の教頭先生が「本校は、即戦力を育てています。」と話されたこと、今でも覚えています。今日の受け答えは、さすが東実生徒さんだなあと感心しました。

◆提案内容◆

「ヘルプマーク」の啓発

◆活動の目的◆

①ヘルプマークお知識をもつことで、実際に街で見たときに対応、サポートができるようにするため。

②ヘルプマークをつけている人をサポートするにあたって“安全と防犯(助けようとしてケガをさせてしまったり、付き添うつもりで遠くまでついて行ってしまったしなど)”についても考えられるようにする。=子どもの安全を守る

昨年は、給食時間に説明していただきましたが、今回は、ヘルプマークに難するクイズ方式で、楽しみながら考える企画だそうです。開催は9月か10月の昼休みでどうかと考えています(今後、職員会で相談し、細部を詰めていきます)。

私事ですが、先日、初めて(という気がします)街でヘルプマークをつけている人を見かけました。瞬時に、昨年の東実生徒さんの話を思い出しました。人間の記憶ってすごいなと思いながら、その方は2人で歩いていたし、特に調子が悪い様子のなく、笑顔で歩いていたので、特に私が何かすることはりませんでした。でも、あの時、その方が一人でうずくまっていたら、自分はどんな行動ができたかなと考えました。活動の目的①は、大事なことだと思います。また、②については、昨年、「子どもの優しい、人を助けようという気持ちを利用して誘拐や犯罪に巻き込まれることがあるという話を聞きました。これも、子ども達には心に留めてほしい情報だと思いました。

というわけで、この企画を実現させたいと思っています。