給食時間に6年生から全校児童に向けて、こんな提案がありました。
「小さな椅子、集中して話を聴けるように」
1 提案のきっかけ
(1)私たちの体験と調べて分かったこと
・体育館で長い時間体操座りで話を聴いていると、腰が痛くなったことはありませんか?私達6年生は、みんなこの痛さを経験していました。
・調べてみると、体操座りは「腰痛を悪化させるのではないか」という指摘があることが分かりました。また、床に座っていると話を集中して聴けないという意見もありました。
(2)解決したい課題
・腰が痛いことを無くす。
・話を集中して聴くことができるようにする。
2 提案
椅子を使って話に集中できるようにしよう
折り畳み椅子を購入する。安定する折り畳み椅子にすわることで腰やお尻が痛くなくて、集中して話を聴くことができます。
3 まとめ
小さな折り畳み椅子は、集会の以外にも本の読み聞かせにも利用できるかもしれません。私たちの想像力でいろいろな使い方ができると思います。
4 採決
全校のみなさん、6年生の提案に賛成の人は手を挙げてください。(賛成多数)
では、この提案を全戸児童の意見として、校長先生・教頭先生に提案します。
*自分たちで、自分たちの生活をより良くする活動を「自治活動」と言います。
学校には先生たち「職員会」と子どもたち「児童会」があり、それぞれが行うことや協力して行うことがあります。決して、先生だけで、子どもだけで学校生活がより良くなるとは考えられません。
今回、児童の代表者が話し合って決めるのではなく、児童全員参加による場での決議として「小さな椅子の購入」を嘆願された(大袈裟ですか?)と受け止めました。兼山小勤務2年目ですが、こんな動きは初めてです。後日、6年生代表がこの決議案を校長室に届けてくれるでしょう。そこで何往復か意見交流をしたいと思います。それをもって職員会で審議し(大袈裟ですか)、PTA会長に相談、学校運営協議会会長に相談して決定する道筋で進んでいきます。
個人的に、こういう動き、大好きです。ワクワクしてきました。