*昨日(6月19日)の話題です。
5時間目に、4年生が算数の授業を公開しました。全校研究会の授業です。
課題をつかみ、自分で考え、仲間に訊ねたり説明したりして自分の考えを確かなものにしていく授業でした。
*この授業の様子は業者さんにお願いして記録していただきました。
今日の課題を確認して、解決のために一人で考えたり、仲間と考えたりします。
兼山小職員は、授業も「目は離さず、手は出し過ぎず」を心に留めて、授業改善に取り組んでいます。
教師が黒板前に立ち続け説明する一斉授業的な時間を少なくします。
課題を設定したら、すぐに小グループ隊形にします。
そこから20分くらいの時間をとり、課題解決をめざします。その時、一人で取り組むもよし。分からないことはすぐに友だちに訊ねてよし。訊ねながら、途中で分かってきたら、「ありがとう、分かってきたから自分で考えてみる。」と言うのもよし。とにかく、頭をフル回転させて課題解決に挑んでいく。最終的には、小グループの仲間に課題についての自分の考えを伝えきることを目的としています。
この日の4年生からは、分かる子が分からない子に「教える」という、分からない子にとって受け身な姿勢より、分からない子が分かる子に「教えて」、分かる子は「どこがわからない?」「ここまでは分かる?」「こうなると、次はどうなると思う?」などとお互いの気持ちを聴きあう言葉が聴こえてきました。兼山小がめざしている「学び合い」の姿でした。
放課後には、研究会を行いました。
可茂教育事務所の先生から御指導いただきました。先生には昨年も2回、授業を参観していただき、たくさんのことを教えていただきました。
授業改善には、その内容を盛り込み今年も今回を含め2回、授業を観ていただけます。継続的に指導していただけます。とてもありがたいことです。
授業を通して、子どもたちの「わかった」「できた」「楽しい」「もっと!」という笑顔を見ることができることを願い、私たち教師も学び合っていきます。