校長室より

行事を通して、日常の姿を高める

◆1時間目の運動会練習にて◆

閉会式練習のプログラムに「校長先生の話」があります。

そこで、こんなことを願って話をしました。

【願い】自分にとっての「元気」「本気」「根気」の姿を考え、それを目指してほしい。

目の前には1年生から6年生がいます。とても難しい内容です。担任の先生方のフォローを期待しての話です。この場で話すことが正解か!?と迷うところでしたが話すことに決めました。果たして、子ども達の反応は?先生方はどのように受け止めてくださったか?

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◆人前で話すことが多いです。話した後で、いつも振り返ります。(今のでよかったかな?)(聞き手に伝わったかな?)

「校長先生なんだから、話すのうまいんでしょ!。」と言われることは、私にとってはなかなかのプレッシャーです。

◆運動会の取組みや運動会をすることがゴールではありません。

運動会の取組み前に個人で、学級で立てた目標に向かって努力を続けること、それを通して自分の良さや仲間の良さを発見することが目的だと考えています。

だから、日常生活、授業に向かう姿勢にも良い変化を期待します。

5月16日に結団式を行いました。

今日で15日目です。本番は6月13日。あと、14日後です。中間地点の振り返りとして、私の話も利用してもらえたらと思います。

体調不良(熱中症)やけがには十分注意して指導します。ご家庭でもご配慮願います。子ども達も、自分で自分の体調を管理できるよう、声をかけていきます。

◆話の冒頭で、応援団長をやらせてもらいました。「白団行くぞ~」「おー!」「赤団いくぞ~」「おー!」大きな声をだすって気持ちがいいですね。大きな口を開けて声をだせるということは、心が解放されているときだと思います。子ども達の声が響きます。余韻が残りました。

まだまだ出るかも知れません。ここで「OK」とするのか、さらに上をめざすのか、妥協するのか、あきらめず働きかけるのか、応援の声だけでなく、いろんな場面が頭の中に浮かびました。無理はだめです。でも、できる限りの無理、というか努力はしたいです。させたいです。一歩踏み出したいです。踏み出させたいです。殻を破りたいです。破らせたいです。そうやって、日に美しく、日にたくましく のびっていくのだと思っています。人は、楽しいときに笑顔になりますが、苦しさや難しさを味わいながら、あきらめず努力を続け、それを乗り越えた時も笑顔になります。子ども達の笑顔、未来の笑顔につながる笑顔の“もと”を育むチャンスの1つが運動会の取組みだと思っています。

◆前述した応援「おー!」の声が響き、余韻が残り、それを聞き終わった時の子どもたちの表情は素敵でした。

なんどでも見たいですね。子ども達の笑顔。

*校長のつぶやきにおつきあいくださり、ありがとうございました。