1時間目に5・6年生がリレーの練習をしていました。
テイク・オーバー・ゾーン(バトンを受け渡す区間)の使い方やコーナートップ(次の走者がインコースから並ぶこと)など、何回も経験しないと身に付かないことがあります。
先生の指導と、それを理解して試みる子どもたちです。
「リレーは運動会の華!」といわれることがあります。選手リレー(学年から選ばれし者が競う競技)では、特にそうかもしれません。
本校のリレーは、全員が走ります。全員でバトンを繋ぐことで一体感・所属感を味わい、自分にできる最高のパフォーマンスを見せてやるぞ!という積極性を育てたいと考えています。
ところで・・・上記したことをスーと受け止めていただく方は、どちらかというと「リレーが好き!」な人であって、「リレーは苦手・嫌い」という人にとっては理想論的に聴こえているかもしれないということも気に留めておかないとおけないと思っています。そもそも、体育は苦手、運動会もそれほど楽しみではない、という気持ちの子どももいるでしょう。
今日の練習では、早々にバトンが上手く繋げない場面がありました。4チームで走りますが、3位と4位の差も開いていきます。
欠席者の関係などで2回走る子もいます。全体の人数が少ないので、すぐに2回目が回ってきます。
さあ、この状況をどう考えるか、あなたなら、どう走るか・・・大げさに言うなら、“生き方”につながるような場面と言えるのではないでしょうか。
4位チームは立派でした。バトンを繋ぎ切りました。他のチームも立派です。団に関係なく声援を送りました。
最後の走者が最終コーナーを曲がりました。「がんばれ~。」の応援に、「頑張ります!」と笑顔で応えながら速度を落とさず走り切りました。
いろんな気もちが集まっています。お互いの気持ちを大切にしながら、運動会スローガン「元気・本気・根気~楽しく全力であきらめない運動会~」を全員(子どもたち・職員)で創り上げることをめざします。
子ども達は聴いて欲しいことがいっぱい出てくると思います。保護者の皆様、よく話を聴いてあげてください。認め・励まし・勇気づけの声掛けをお願いします。
地域の皆様、運動会は6月13日(木)9時スタートです。ぜひ、お越しください。