兼山小学校は,5つのステージに分かれています。
第1ステージの学習と生活のめあてを話し合いました。
「10点筆箱をととのえた方がよい」という意見が出ると,さっそく自分たちでチェックを始めました。ととのっている人が少なかったので,「これではだめです。」と学級委員がはっきりと言いました。「自治力が育っているな。学級委員として高い志をもっているな。」と感じました。
もう一つの意見は,「正しい姿勢で授業を受ける」でした。『聴き方や話し方をととのえて仲間と学び合いたい』という願いが込められています。
「めあては,多数決で決めるのかな…」と思いながら見守っていましたが,出された意見を合わせて作りました。一人一人の意見を大切にしてきた学年だということが伝わってきました。
私(教師)に頼ることなく,自分たちで創りあげる素敵な時間でした。5年間積み上げてきた力の大きさを感じ,これからが楽しみになりました。