兼山小だより

本物から学ぶ

4年生が、 国語の学習で、中日新聞NIEコーディネーターの小川和彦先生から、「楽しくかしこく新聞を作ろう」をめあてに、新聞の編集の仕方について学びました。今年度も兼山小学校はNIE(教育に新聞を)の実践しています。まず、1人1人が今朝の朝刊を手にして、新聞の「割り付け」「見出し」「題字」などの、新聞関連の用語やその意味を学びました。4コマ漫画の順番や題字(中日新聞)の絵に描かれているもの見つけなど、楽しむことを通して新聞への興味関心を高めていきました。

次は、学んだことを生かしながら自分の新聞作成に向かいました。6月13日の校外学習を題材に、読者が目を引きそうな見出しを考え、記事を書き進めました。その表情からは「書きたい!」想いが伝わってきました。がんばったみなさん「わたしが好き!」の笑顔の”もと”がいっぱいでしたよ。新聞(実物)を手に取り、プロ(専門の人)から学ぶ、貴重な体験でした。小川先生、ありがとうございました。出来上がりが楽しみです。

そのころ、音楽室からはにぎやかな音が。その正体は、三味線と太鼓の音です。5年生が、兼山学で「兼山民謡」「兼山小唄」の踊り体験をしました。地域の方の生演奏で、2曲の踊りを覚えました。合いの手まで覚えたので、来月の夏祭りでは兼山っ子たちが活躍しそうです。本物の演者の方に二つの小唄の歌詞の意味を教えていただいたり、直接楽器に触れたりしながら、兼山の自然や歴史、文化にも触れることができました。地域の皆様、ありがとうございました。

本物に触れ、実感を味わう学習ができました。こうした体験の積み重ねが、自信ややる気となり、さらなる学びにつなげていきます。暑い日が続いていますが、今日もがんばりました。