金管ランマル

出会い!(松本市立鎌田中学校のみなさん ありがとうございました。)

*2月8日(土)の話題です。

一つ目は、長野県松本市立鎌田中学校金管八重奏チームさんとの出会いです。

鎌田中学校の顧問の先生と本校の先生(教務)がお友達という縁がり、午前中に本校音楽市室で練習、午後はアーラで大会。結果は・・・

金賞・全国大会に出場が決まりました。鎌田中学校のみなさん、おめでとうございます。

本校児童5名+卒業生1名、保護者3名が練習を参観しました。

教務は、その様子を文書で職員に伝えてくれました。皆様にも一部抜粋してお伝えします。

音楽を通して、素敵な出会いとなりました。鎌田中のみなさん、教務さんありがとうございました。

参観した子ども達、保護者様、よかったですね。

~よりよい音楽を求めて 自分で納得できるまで、仲間が納得できるまで 鎌田中   (教務主任)

2/8(土)寒い雪の朝でしたが、無事に鎌田中金管八重奏チームが兼山小に到着しました。兼山小児童5人共和中生徒1人、保護者3人が来校。鎌田中の希望もあり、10時からの見学公開となりました。

9:00~10:00<スタートアップ>

〇ストレッチ(体ほぐし)10分 ペアになりながら全身をしっかりほぐす

バズィング(口作り)10分

マウスピースの音出し10分

基本練習(ロングトーン、インターバル、リップスラー、フィンガリング、姿勢・舌の確認)30分

ざっと一時間。時間のある時はもう少し丁寧にやるそうです。この間、座りも休みもなし。物音を出すのも憚られるほど集中していました。わずかでも音色・音程が気になった時は、必ず声に出して伝える。「〇〇さん、最後の音が下がっていました、隣の音をよく聞いてください(ハイ)」自分が失敗した時も「低音がもたついてしまいました、もう一度お願いします(ハイ)」吹いているか、意見を言うか、人の話を聞くか。聞き直し、やり直し、入り損なうことは見ている限り一度もなかったです。ものすごい集中力。「基礎練は人を入れずにやる」その意味がわかりました。

ここまでは曲というものを吹いていません。また、10時からのtutti(合奏)でも通し練習は12時までに2回だけ、やはり座りません。チームで気になったところ、自分が練習したいところを出し合いながら、もちろん、先生からの厳しい要求も含め、徹底的にさらっていきます。8人で兼山小全員の音に匹敵するほどの音量、そして豊かな響きのある音色。トランペット(トロンボーン)ってこんな音、こんな音域まで出せるんだ…うまい!すごい!と兼山の人々は驚いていました。

吹いている時はキリっと張り詰めた表情でしたが、通し練習の後「ちょっと兼山小の子とお話したら」と塚田先生に言われ(休憩がてらの意味)、近くに来てくれた彼女らは、はにかみながら「えーっと何から話しますかね・・・」ともじもじしていました。こちらもですけれど(笑)吹いている楽器のこと、学校のことをお互い少しずつ話しました。本番前でなければもっとお話も演奏も聴きたかったです。

昼食をはさんで、さらに個人課題の練習。13:00「本番前に十分なアップができてうれしかったです、ありがとうございました。本番で全力を出してきます」とニコッと笑って出発しました。

結果は、金賞・全国大会出場が決まりました! 26チーム(金賞8、銀賞14、銅賞4校中)の代表枠2チームに入ったのです。そのお手伝いができたこと、このレベルの演奏を聴かせてもらえたことに感謝です。