あいさつの取組が始まりました。
名前付きでのあいさつは、自分のことを知っている安心感につながるようで、子どもたちの表情も、なんとなく和らいでいるように感じました。
朝、城戸坂に立っていました。校内でのあいさつ運動の意識をを地域にも広げてほしいと思っています。
「あいさつ運動中です。おはようございます!」と言ってみたら、いつもより反応がよかったです。
毎朝、見守りをしてくださっている地域の方が「あいさつ運動中なの?〇〇ちゃんがあいさつしてくれたわ。うれしかったです。」
と声をかけてくださいました。
学校では、よく「〇〇キャンペーン」とか「〇〇運動」とか銘打って期間を決めた取組をします。
その期間中はできるのですが、その期間がおわるとできなくなる、という振り返りをすることも多いです。
でも、朝の会話で私は、「期間中だけでもできればいいんじゃないかな、と思っています。その時だけでも、声をかけ合うことができれば次につながりますよ。」
と話すと、地域の方も同感とのこと。安心しました。
避けたいのは、やらされている感です。校内のあいさつ運動は子ども発案です。なかまづく委員会(4・5・6年生)が主体性を発揮して運動を盛り上げていくことを期待します。
朝の玄関で足が止まっている子がいました。「あいさつはできるけど、新しい取り組みは緊張するんだよね。」と話してくれました。自分のことをしっかり分析している、理解しているんだなあと感心しました。続けて「自分のことはよくわかってる。」と。
小学生でこんなふうに自分を見つめることができ、それを話せるってすごいなあ。今までいろんな思いをしてきたんだろうな。そういう人の思いを自分は受け止めたり、理解したりすることできていたかなあ、できているよな、いやいやまだまだだな・・・その瞬間の会話でいろいろ私も自分を見つめ直すことができました。あいさつ運動=あいさつの意味から、また、ちょっと違った視点で、取り組みを企画すこと・提案された側の気持ち、何気ないコミュニケーションの大切さなど、いろいろ考えることができました。日々勉強です。