今年度、第2回目の学校運営協議会をランチルームで行いました。
今回のねらいは、
①学校運営協議会やコミュニティー・スクール、地域学校居協働本部の活動についての職員研修
②学校運営協議会の皆さんと学校職員との交流
③育てたい子ども像の共有化
④そのためにできることの案を出し合う
⑤できることから始める
以上5点と整理しています。
①に関わって、昨年度の会議でお世話になった可茂教育事務所の先生から資料を提供していただきました。
②に関わって、広く地域の方との交流もできたらいいなと思いつき、兼山学でお世話になっている三味線の先生、長年登下校を見守ってくださっている方にも参加していただきました。
こんな感じで、2つのグループに分かれて話し合いました。
司会進行は、教頭先生です。
学校運営協議会長さんのお話。
可児市教育委員会事務局から、担当主事様も参加してくださいました。
始めに自己紹介。
そして、①学校運営協議会やコミュニティー・スクール、地域学校居協働本部の活動についての職員研修を行いました。
次に、グループに分かれて、
③育てたい子ども像の共有化
④そのためにできることの案を出し合う
ことをしました。②学校運営協議会の皆さんと学校職員との交流の時間となりました。
約50分間の交流会後、それぞれのグループで話題になったことをシェアしました。
兼山小で学ぶ子どもたちの良さ(明るい・優しい・元気・真面目・・・)やさらに、「自分の意見を話せる子」や「コミュニケーション力を鍛える」などの課題が確認されました。
そのためには、他者と出会う場面が必要です。学校行事や地域行事への参加を通して顔見知りになって、名前付き挨拶がし合えるような関係づくりを意図的に作っていくことも話題になりました。
最後に、可児市教育委員会指導主事様から、「職員全員と学校運営協議会さらに地域の方が一緒に顔を合わせて話し合うことができる素晴らしい時間でした。兼山ならでは、特色を生かしていると感じます。」というお言葉いただきました。
私は、③育てたい子ども像の共有化(よく聴き、深く考え行動し、自分の気持ちを伝えきる兼山の子)をねらいとしていました。
会議を通してねらいは達成できたと感じています。今日の内容が、各種団体の代表者である学校運営協議会のメンバーさんから団体の皆さんに伝わっていくことを願っています。
PTA会長さんは、早速PTA本部役員ラインで報告されていました。ありがとうございます。
以上を第一部とし、第2部を行いました。議題は、子ども達からの提案「小さな椅子の購入・活用について」です。
「小さな椅子」についちぇは、6年生のHP(2024.07.10)(2024.07.11)をご覧ください。
6年生が発案→全校児童に提案・賛成→6年生が校長に要望→校長が職員に説明・了解を得る→学校運営協議会に相談する
という流れで進めてきました。今朝になって、キッズクラブに来ている6年生に説明してもらえたら良かったな、と反省しながら、6年生担任に提案内容を説明してもらって意見を伺いました。
「時代ですね。」という声が複数あがりました。
式典以外で椅子に座る。私の子ども時代、そして担任時代には考えなかったことです。子どもは床で体操座りが当たり前であり、考えることもなかった視点でした。
甘やかし、言えば何でも買ってもらえる、という方向にもっていかないようにしています。目的は、話をしっかり聞くことであり、自分の考えをつくることに集中することです。
更に言えば、子どもは目的のためにその日の体調なども踏まえて椅子を使うか使わないか選択できるということにもなります。選ぶことができる=自由を味わいながら、自分で選んだ=責任をもった行動につなげてほしいと思います。
全員賛成!ということで、購入させていただきます。