全校朝会後に、1年生が作文を書きました。一部、担任の先生に読ませてもらいました。
今年の1年生は10人。特認校制度を活用して入学している児童は3人います。
兼山保育園からだけでなく、いろいろな保育園・幼稚園出身者がいます。
ともだちづくりからはじまりました。小学校にも、兼山のまちにも慣れることから始まりました。
小学校生活はいろいろです。長い距離、険しい(言い過ぎ!?)城戸坂を登る分団登校。教科書・ノート・タブレットをつかった学習。
上級生との活動、生活のルール・・・一つ一つ、場面場面の所作を学び、心を豊かに、学習にも取り組んできました。
全校集会が終わったあとの時間に、「好きなこと」を考え、文章にまとめました。イラストを描いた子もいます。考えたけれど、提出に間に合わなかった子もいたようです。十人十色と言いますが、まさにその通りです。それがいいんです。最後にもう一人、紹介します。
提出時に開かれたページです。「うんていが好き」「たくさんできるようになったから」と書いてありました。
たくさんできるまで、どれくらい取り組んだ(努力した)のかなと思いながら、偶然ですが次のページをめくっていました。すると・・・
もうひとつ、好きなことが記されていました。今度は「一輪車」です。わけは、「すこしずつできるようになったから」だそうです。
私は、2ページにわたるこの児童の記述を、自分を振り返る力、それを文字にして伝えきる力。さらにイラストまで添えてあることに、「書く」ことへの意欲や「自分の“好き”を知ってほしいな」という素直さ、そんな風にとらえました。みなさんはどうでしょう?「すこしずつ」の表現がいいなあと思います。そうなんです。すぐにはできないんです。できないからできるようになりたいという意欲がわきます。
作文を読みます。誰かな?と名前を確認します。顔がうかびます。もう一度読み返します。文字が本人の声になります。応援したくなります。1年生は、こんな作文が書けるんだな、すごいなと思いました。
担任の先生の指導、保護者様のご理解・ご協力・家庭教育が着々と子どもの姿に表れています。ありがとうございます。先生もすごい。保護者やご家庭のみなさまもスゴイです。