6年生 校長室より

ご馳走さまでした!(6年生 調理実習)

6時間目に校長室のドアをノックする音が聴こえました。

「調理実習でスクランブルエッグをつくりました。どうぞ、食べてください。」

家庭科担当の先生から、「このグループは火加減が絶妙でした。火を消すのではなく、火からフライパンを遠ざけていました。」という話を後で聞きました。

また、「他の先生方は授業中なのでお届けできません。ということを必ずお伝えください。」と言って去っていきました。

本当は、先生方全員に食べていただきたいんですよ!という、おもてなしの心、日頃の感謝の気持ち、「どう?じょうずでしょ!」という自信を感じました。

<私事>

私の子供のころの「卵料理」といえば、目玉焼き・ゆで卵・卵焼き(くるくる巻いた形状)でした。

スクランブルエッグという料理は・・・と思い出を探っていたら・・・思い出しました。まさに小学6年生の家庭科の授業でした。でも、私は長く火を当てすぎて、写真のようなしっとりふっくりではなく、パラパラになってしまい、同じグループの女の子に「炒り卵だね。」と笑われた場面を思い出しました。加えて言うと、「炒り卵」という単語もこの時初耳でした。

<学習の転移>

学校で習ったことを家でやってみる。家で経験したことを学校の学習に活かす。そういう汎用性的な広がり・つながりを「学習の転移」と私は呼んでいます。

子ども達の作品がお家の人たちのお口に入るといいなと思います。