校長室より

せんせい、おしえてあげる

冬休みをまじかにむかえた今日このごろ、職員室には2年生児童の「九九」を唱える声が聴こえます。

校長室には「好きなこと教えてあげる。」と言ってやってくる子どもたちも。

夏休み明けから冬休みまでの、一番登校日が多いこの時期に、子どもたちは、心も体も大きく成長しました。

この日は、ひまわり組の3人が校長室訪れました。

「僕は、国旗が好きになりました。特に、ブラジルの国旗が好きです。」

「僕は、日本の地図が好きになりました。」

「やってみるね。」

この児童は、都道府県のピースを袋から1つもつと、迷いなく(といった感じで)パズルに当てはめていました。相当練習したようです。

カメラマンさんが間に合わなかったので、大きな写真はありませんが、奥に座っている少年は「サッカーが好き」になったそうです。

「誰とサッカーしているの?」と質問すると、「昼休みに、2年生や・・・」と話してくれました。やっぱり、友だちと遊んでいると楽しみが大きくなっていきますね。異学年も一緒に遊んでいるとのこと。聴いていてうれしく思いました。

また、別の日には、職員室で聴こえていた「九九」をとなえていた子どもたちが校長室にやってきました。

できなかったことが、努力することでできるようになる。できるようになると使いたくなる。誰かに聴かせたくなる。

頑張ってできるようになった人の話を聴いていると、表情をみていると、こちらまで嬉しくなってきました。

「みんな、頑張ったね。教えてくれて、ありがとう。」