校長室より

厳か(心が引き締まるような立派さや圧倒されるような重々しさ)

10月15日(日)に開催された「令和5年度 貴船神社大祭」に参加させていただきました。

自分が子供の頃(私は、岐阜県加茂郡七宗町分郷の出身です)、地域の神明神社でお祭りがありました。少し大きくなると、お祭りで笛や太鼓を演奏する役がありました。3つ上の兄は経験しています。あまり乗り気で練習に参加してはいないような記憶がありました。私は中2までそこに住んでいましたが、結局、その経験はありません。お祭りの記憶は、境内を子ども会で掃除したこと、あとは、当日の獅子舞を見こと、友だちと境内のまわりで靴隠しやなにかして、お楽しみの餅投げの時間を待っていたこと。友だちと、どっちがたくさん餅を拾ったか競うこと。家に帰って、さっそく焼いてたべたこと・・・それから、大人たちは建物の中で何をしているのかなと覗いていたことも思い出しました。

前置きが長くなりました。まさに、この日は、その大人に混じって、というか私も大人として神事に参加させていただきました。それも、平安時代から続く伝統ある神事にです。ぎこちない振る舞いではなかったかとひやひやしましたが、儀式の様子を見ている間は、自分の持っている知識と歴史好きの想像力を駆使して厳かな時間を経験させていただきました。「兼山小学校の子どもたち、保護者・ご家族様、職員とその家族、地域の皆様の安心・安全・健康を守っていただくことをお祈りしました。