「何番のバス?」
「204番。」
「これ(漢字)何て読むのかなぁ。このバス停。」
「これだけ(情報)書いておけば大丈夫だから。」
京都班別研修の計画をしている時の会話の一部です。力を合わせ,自分たちの力で活動をつくりあげています。
京都の地名は,難しいです。調べて理解したものは,定着していきます。地図にルートを書き込み,最善案を話し合っています。
地図や時刻表の見方,計画の立て方,ウェブのナビゲーションシステムの活用の仕方などは,教えていますが,それを活用しきるために働かせている力は,今まで培ってきた学力(学習や生活経験)です。班別研修の計画を立てる上で様々な教科の力や生活経験が必要になっています。
昼食場所を調べる担当や市バスのルート,時刻を調べる担当に分かれて話し合っています。活動の仕方も自分たちで考え,工夫して行っています。
また,修学旅行を最高のものにするために,高めておくとよい力について話し合いました。
来週から,事前取り組みパートⅠを行います。
・『話を聴く態度に気を付けて,自分の意見を発表しよう。』
・『忘れ物をしないように意識しよう。』
「ガイドさんの話を態度よく聴きたい。」「自分の考えを伝えきりたい。」「忘れ物をしないように意識し,物の管理をしっかりできるようになりたい。」という願いが込められています。
世界にたった一つの『修学旅行のしおり』も少しずつ出来上がっています。
数年後,このしおりを見るたびに小学校の修学旅行を思い出してもらえたら…うれしいです。
仲間との思い出や本物に触れた感動,自分の力でやりきった達成感…たくさんの思い出を『しおり』に詰めていきたいです。
ここまで読んでいただき,ありがとうございました。