全校朝会では、次のプレゼンシート(各学年の掲示物など)をつかって話をしました。
【伝えたかったこと】
今日から、次の長い休みまでが一番長く学校にいる期間(3学期制でいう2学期)が始まります。
日常生活・授業、学校や学年の行事を通して、たくさん話をしましょう。
相手と話すことを通して、相手の良さを見つけたり、自分の良さを感じながら
今よりもっと仲良くなると学校は自分にとって安心できる居場所になる。
安心できると自分らしさを発揮して、いろんなことに挑戦できる。
いろんなことに挑戦して、“好き”を増やしましょう。
それが、あなたの将来にもつながる笑顔の“もと”になります。
背景は1年生教室の黒板メッセージをいただきました。
始めに、恒例の「日に美しく、日にたくましくのびていく 兼山小のみなさん、おはようございます。」
とあいさつをすると、「おはようございます!」と爽やかな返事が返ってきました。
「夏休みはどうでしたか?」と投げかけると、「楽しかった」「作品作りを頑張った」などのつぶやきが聴こえてきました。
私は、夏の頑張りを認めたいと思い、写真を用意しました。それは、兼山夏祭りの金管バンド演奏についてです。
*本日配付する「校報かねやま」で、『恩送り~兼山小金管バンド活動を通してつながる絆~』と題して、
夏休みの子どもたち(小学生と中学生)の交流から見つけた子どもたちの成長を紹介しています。ぜひ、ご一読ください。
今回は教務主任(金管バンド担当者)が執筆しています。
昨日、各学年の教室を回りました。黒板にはかわいいイラストと、担任からのメッセージが書かれていました。先生方も、授業開始の準備はばっちりです。
4年生の教室には、国語の授業の作品が掲示されていました。レイアウトが素晴らしいと感じました。内容もよく推敲されていました。
4年生教室からは、、もう一つ、掲示物を紹介しました。
異学年との交流を大切にしている本校らしい取り組みだと思います。
「ありがとう」を伝えることができる機会があることは、とてもよいことです。
6年生の掲示物です。修学旅行、楽しみですね。今年は京都班別行動があります。自分たちで見学場所と移動手段を
考えます。自分たちで創る修学旅行。成功させるための準備にも気持ちがこもっています。
5年生です。こちらも宿泊研修を控えています。これは取り組み期間中の学年独自のキャンペーンです。7月中に作成され、明日から取り組み開始です。見通しをもって活動しています。
手書きの掲示物に好感をもちました。6年生同様に、自分たちで創り出す学年行事に挑戦していることが頼もしいです。
さて、これらの日常生活や行事を楽しく、仲良く、素晴らしい体験にするには、大事なことは何でしょう?
コミュニケーション、報告・連絡・相談・・・自分一人で決めたり、悩んだりしないこと。仲間と知恵を出し合って創り上げていっこと。
つまり、たくさん話をすることが成功のカギになると考えました。
会話を通して、相手の気持ちを理解し、良さを発見する。それが「好き」につながると話しました。
しかし、「人間の悩みのほとんどは、人間関係である」と心理学者のアドラー先生は言っています。
どうしたら、上手なコミュニケーション・人間関係づくりができるよになるか?
そのヒントが2年生教室にありました。
こういう言葉は使いません。
言われて嬉しい言葉、自分にではないけど、聴いていても心がホッとするような言葉を使うこと。
具体的には・・・
ポカポカ言葉で気持ちを伝え合ったら、笑顔が広がります。
この集会中も、ポカポカ言葉の紹介の場面が一番子どもたちの表情は穏やか・笑顔でした。
でも、いつもポカポカな気持ちでいられないこともあります。
何気ない一言が、そんなつもりはないのに、相手の機嫌を損なうことも。。。
そんな時は、
素直に伝えましょう。
そして、いろんなことを当たり前と思わず
、
感謝の気持ちを伝えましょう。
まとめ
夏休み明けにも関わらず、子どもたちは話し手に体を向け、視線を合わせて、丁寧に最期まで聴いてくれました。
欠席した児童にも、いつか読んでもらえたらと思い、このようなページにしました。
学校が始まりました。
安心して自分がやりたいことに挑戦できる、失敗しても周りは受け止めてくれるという安心感、
心理的安全性のある学年・学校・職員室・学校と保護者の関係・学校と地域の関係をめざして日々努力していきます。
*こうして自分の語りを振り返ると、伝えたかったことがなかなか話せていない
ことが分かりました。「自分の気持ちを正しく伝える」ことは難しい。私もまだまだ修行中です。