校長室より

夏の一研究(ではありませんが・・・)

本校職員玄関横の庭には、この像が立っています。

本体にも台座(石)にも文字は確認できませんでしたが、

これは「二宮金次郎像」だと考えられます。赴任した時から気になっていましたので、

今日、じっくり拝見しました。

この方の生涯を考えた時、子どもたちの生き方の手本にという意味合いで、かつては

多くの小学校に「像」が設置されていました。というものの、私が過ごし、また勤

めてきた学校には設置してあったかな?という情けない記憶力でもあります。

さらに、「歴史が好き」「伝記を読もう」と言っているにも関わらず、この方について

はじっくり読んだことはないことにも気づいていました。そこで、ネットではあります

が少し調べてみると、現在、銅像を撤去している学校も多いそうです。「現代の教育方針

に合わない」という考えもあれば、「歩きスマホを助長する(交通安全上の問題)」も

あると書かれていました。

「勤勉」「倹約」というこの方の生き方を私は見習いたいと思いますが、いろいろなが考

え方があることを学びました。

ネットで写真を検索すると、様々な表情の尊徳(金次郎さん)さん像のがあることを

知りました。本校の尊徳さんは子どもらしい背丈・お顔立ちだなと感じました。

台座(石)です。写真では分かりにくいですね。切り抜かれた直線はなく、曲線です。

優しい感じがしました。設置工事の際、どうしてこのような形の石が選ばれたのでしょう?

兼山小学校は、本校が3代目。2代目は地区センターがある場所。初代は現在の「兼山歴史

民資料館」 もしかして、初代の学校から移動しているのでしょうか・・・

などなど、1つの銅像から「なぜ?」が広がります。

さあ、ここから私の「夏休み一研究」が始まるか?(「できない約束はしないように」by天の声)

もしよかったら、来校の際、おたずねください。