3月4日(月) 今週の金曜日は卒業式。「3年生の授業も残り少なくなってきたなあ」と思いながら、校内をまわっていたところ、黒板の前に出て、みんなに向けて話をしている様子を3年8組でみつけました。
3年間の国語の学習を振り返って、自分が学んだことをひとりひとりがまとめました。グループでの交流後、数名の子が前で発表しているのでした。素敵な内容だったので紹介します。
これまでに、国語の学習内容も積み重ねてきていますが、人と話すことや相手の話を聞くことも、国語の学習の大切な部分です。「どんな伝え方がよいのか、どんな聞き方がよいのか」ということも学ぶ中で身に付いてきたと振り返っていました。プレゼンを使いながらわかりやすくまとめていました。
作者の井上ひさしさんが伝えたかった思いを、自分のおじいちゃんとの経験とつなげながらとらえました。「本当のやさしさって」「相手を思うことって」どういうことなんだろう。国語の授業を通して、深く考えたからこそ自分なりの答えが出せたのだと思います。
これまでの自分と友達とのつながり、かかわりを文章にしてありました。ひとつの小説のようで、自分の思いを語る言葉が胸にじ~んと響きました。語る口調、話の内容…素敵なお話でした。
聞いていたみんなからも思わず「ひきこまれた~」「すごい!」との声。
自分の国語に対する思いを語ります。苦手だったことも振り返りつつ、がんばれた自分や先生の言葉を紹介しました。
国語の教科学習を振り返ると同時に、先生から励まされたことが自分の自信にもつながっていることを語ってくれました。
「教科の内容を学んだこと」と「国語の学習で学んだこと」の両方を振り返って自分の成長をとらえていました。区切りのこのタイミングだからこそ、振り返ることに意味があるのでしょうね。
明日は、公立高等学校の一次選抜です。がんばれ! 3年生!