いきいきとした表情で朝の会を終えると、あらかじめ決めていたことをやろうと一斉に動き出す1年生の元気な姿がありました。仲間を誘ってグラウンドや体育館で運動をする生徒、空いた教室で景色を見ながら楽しく会話をする生徒、教室に残ってもくもくと学習をする生徒など、思い思いのままに一日が始まりました。
活動内容はそれぞれであっても、生徒たちには共通した主体的な姿がありました。それは、自分で決めた活動を楽しんだり、じっくり取り組んだりする姿、給食の準備や帰りの会の始まりには教室に戻れるように時間を意識して早めに動き出す姿、使った場所や道具を自ら片付ける姿などです。また、他学年の先輩と関わってサッカーやバレーボールなどのスポーツを一緒にプレイする姿もあり、新たな仲間関係を築ける生徒も多くいました。
帰りの会では、生徒たちから「楽しく過ごせました!」や「また、やりたいです!」といった声がたくさん聞かれました。学校の中で覚える感覚として、これまでとは違ったそれを覚えられた一日だったと思います。
「自由な時間を何のためにどう使うか。」ということに向き合い、一人ひとりが自分で考え、動きを創り出した「ひとりだちを考える日」でした。