5年生 春里だより

本物を学ぶ 5年

5年生が、送電線の維持管理をされる「ラインマン」さんのお仕事について、先週に引き続き、さらにくわしく学習しました。始めに、電気に関わるお話、私たちの近くにある鉄塔や送電線の様子の映像などの説明をお聞きしました。今回、鉄塔や電線に必要な土地について地域や住民の方と交渉する「用地マン」さんの仕事も理解できました。普段当たり前のようにあって当たり前に使っている電化製品も、電力に関わるお仕事をされている人が、様々な努力をされているおかげで使えていること、わたしたちの豊かな暮らしを支えてくださっていることを改めて実感しました。

その後、高い高い送電線での作業で身に付ける装具や道具、電気の供給を止めないための器具などを、実際に身に付けたり手に取ったり作業したりする体験をしました。落下防止のための装具も、一人一人背負ってみました。「ランドセルより軽~い」「でも、ランドセルを背負ったまま授業はしないよね。」「本当だ!」・・・本物に触れることで、学びが深く広くなります。

最後は、ドローン操作体験です。高所作業が多いお仕事には画期的なツールですが、これも操作をしてみて熟練が必要なことを実感しました。学校でなくても、学び続ける、努力し続ける大切さもわかりました。

この先、ふるさと春里の空を見上げる時に、「ラインマン」さんやきっと今日の学習を思い出し、日々の生活を感謝することでしょう。今回、出前講座のために、2回にわたってご来校いただきました中部電力パワーグリッドの関係の皆様、本当にありがとうございました。この素敵な出会いも、感謝します。