12月20日(火)に、蘇南中で初任者研修が行われました。初任者の先生方2名と先輩の先生が授業を公開しました。
研修の一つとして、先生1年目の2人は自分の授業を他の先生方に見ていただき、授業について助言してもらう場です。今回は、2年7組で英語の授業。2年8組で家庭科の授業を行いました。
2年7組の英語の様子です。クラスのアンケート結果をお互いに伝え合う学習をペア活動を中心に進めていました。練習を繰り返し行ううちに、自信をもって笑顔でやり取りしている姿が増えていました。先生が学習の中で見つけたよい姿をはっきりと褒めることで、その良さが他の人にも広がっていました。
次に、2年8組の家庭科の様子です。栄養のバランスや彩りなどを考えて、1日の献立を立てるという授業です。それぞれが自分なりに考えた内容を班で交流しました。その時に、「よい点」と「もう少しこうしたらいいのでは?」という意見を付箋に書いて伝え合います。そのアドバイスを受けて、自分の献立を見直しました。先生の「いいねえ」という言葉に笑顔で応じている姿が素敵でした。
3年7組では、国語の授業を公開しました。先輩の先生の授業を参観し、その進め方や準備の仕方を学びます。今回は、松尾芭蕉の「奥の細道」の場面を取り上げ、芭蕉がその時に見ていた風景や思いに迫ります。文章の内容から記されている地名や場所がどこに位置づくのかを班で話し合いながら見つけていました。実際にその場所を訪れた先生のエピソードも伝えながら、当時の様子を想像していました。
どの学級も、ペア交流や班活動で仲間と意見を交流したり聴き合ったりすることができています。仲間との関わりづくりのおかげで、授業での学び合いができています。