10月28日(金) 可児市文化創造センター「ala」の主催による「おでかけ落語会」が蘇南中の格技室で行われました。参加したのは2年生です。2時間目と4時間目に分けて2回の公演をしていただきました。
今日来ていただいたのは、桂やまとさん。今週は、可児市の中学校5校を訪問され、蘇南中が最後の学校でした。
本物の落語家さんに目の前で聞かせていただくことはなかなかできない体験です。ほとんどの生徒が、はじめて生で落語を聞くということでした。
はじめは落語の基本的な知識から。扇子や手ぬぐいを使って動作をすることで、聞き手はそれを想像してその様子が目に浮かびました。また、上手と下手に顔の向きを変えることで、2人の人を演じ分けます。
熱いおそばを食べる様子をやまとさんと一緒にやってみる姿もありました。おそばをすする音!出せるかな?
2部では古川先生、1部では校長が、登場人物として指名され、やり取りをしました。
お噺のあとで、質問のコーナーを設けていただきました。生徒からは、落語家になろうと思った時期やきっかけ、どんな稽古をしているのかなど、2年生が学んできた「職業体験」とつなげた質問もありました。やまとさんは、丁寧に自身の体験や思いを伝えてくださいました。
最後にやまとさんからは「人の気持ちを想像できる人になってほしい」という言葉をいただきました。それがこれからの人生に大切なこと。「今日の落語を聞いて想像して笑うことができたということは、みなさんは気持ちを想像する力をもっている」と伝えていただきました。
1時間があっという間に過ぎてしまったとても楽しい時間でした。貴重な体験をさせていただいたalaの方と桂やまとさんに感謝。