体育大会の練習が本格的に始まっています。
ここまで夏日と言われるくらい暑い日もあれば、鳥肌が立つくらい寒い日もあり、
気候が安定しない日が続いています。みなさんの体調はいかがでしょうか。
これからよく話題になる「熱中症」ですが、「体温調節機能」がうまく働かず、
熱が体内にこもることが大きな理由で起こります。
うまく働かない原因として一番言われるのが、「体内の水分が不足している」状態です。
人間は「汗」を「蒸発させる」ことで使って体の熱を外に逃がす生き物なので、
汗がかけない状態で暑い中激しい運動をすることは大変危険です。
ただ、保健室でも
「水分はちゃんと補給していたのに、体調が悪くなりました」という人が毎年います。
水分の補給量が少なかった?
そうではありません。
補給した水分は小腸で吸収されますが、
「睡眠」「バランスのよい3食の食事」「運動習慣」が不足していると、
消化器の能力自体が落ちるため、水分補給した分がしっかり吸収されずに
排出されてしまうことがあります。
熱中症予防の水分補給はまず、毎日の過ごし方から。
本日配布の「ほけんだより」にも熱中症について記載がありますので、是非お読みください。
【写真】体育のときは水筒を外へ持って行き、こまめに水分補給できるようにしています