緑丘語風(校長の独り言)

0115 「ひとりだちを考える日」に向けて <大人の語り

100m走で10秒を切る人は、人類の中でごく少数ですが、その人たちは誰もが「見たことがない景色が見られた」と語ります。

もちろん私もどんな景色かは分かりませんが、何かを「乗り越えた時、突破した時に」、そして、「自分にとって初体験のことに挑戦した時に」、これまでと違った景色(感覚)が宿ることは想像できます。

例えば私の仕事でも、初めて学年主任になった時、初めて教頭になった時、明らかに見える景色は変わりました。

生徒の立場になると、アーラで合唱を歌い切った時、も同様かもしれません。

 

そんな新しい景色を見られるのが「ひとりだちを考える日」です。

「考える日」なので、上手くいかなくても、悩んでも、立ち止まっても、全てOKです。

そう考えたことが◎(二重丸)なのです。

 

たぶん今、多くの子が「水曜日は何をどれだけしよう」と考えていると思います。

実は、それだけでもこの行事の目的は既に何割か達成されています。

当日、計画通りには中々いかないと思います。しかし、一人一人が、「考え」、「やってみて」、「また考える」ことが、これからの人生を切り拓く「力」になります。

 

そして、生徒達は一日の最後に、どんな感想をもつでしょうか。

そこに更に、大人の語りが加わることによって、とても貴重で思い出に残る一日になります。

 

1月17日(水)誰もがこれまでと違った景色(感覚)を感じる日

になるはずです。