緑丘語風(校長の独り言)

251021 チーム西可児中

昨日HPでも紹介しましたように、土曜日の可茂地区駅伝大会において、本校は男女アベック優勝を果たしました。

簡単に優勝できた訳ではありません。ここに至るまでに、一人一人に(3年生は2年半の)様々なドラマがありました。走り終えた子をゴールで迎えるたびに校長として目頭が熱くなりました。

 

チーム西可児中(生徒編)】

部活動の垣根を越えた希望者が男女一緒に練習してきました。しかし、その中には当日、走るメンバーになれない子もいます。

そんな「走らない子」たちは、応援に周ったり、走る友達のフォロワーになったりしていました。自分第一の世の中で、なかなか出来ない姿です。

最初から選手ではなく、裏方として駅伝チームに加わっていた子もいます。

『ゴール後の感動』は、そんな仲間がいるから『倍増』するのだと実感しました。

 

チーム西可児中(教職員編)】

今年度は、新取組として、「各ポイントにいる教職員がスマホのビデオ電話に共有をかけ、選手の様子を見ながらの声掛け」を行いました。

総監督の横で各ポイントでの声掛けと映像を見ながら、「まるで箱根駅伝みたいだ」と感動していました。

そこには、教員だけでなく、養護教諭、事務職員、ALTも加わっていました。

走っている生徒達は、かなり勇気付けられたと思います。

 

■『ひとりだち』に向けて、まさに『自立・共生・貢献』をしている自慢の生徒達

■そして、学校に係わる全職員が、生徒一人一人と共にある、自慢の教職員です。

 

たまたま駅伝を例に出しましたが、同じ日、「駅伝以外の部活動」も頑張っていたことを申し添えます。

◆写真下は、「他校の生徒を最後まで応援する西可児中生」です。