緑丘語風(校長の独り言)

240719 夏休み前 生徒へのメッセージ2/2「心を鍛える」

オリンピック選手のコーチの話 (続き)

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□体力や技術を高めることはもちろん必要だが、それ以上に心を鍛えることが大切。

□なぜなら、動作(行動)は、気持ち(心)に支えられている。

□では、心をどのように鍛えていくのか?

□それは、挨拶をすること、返事をすること、履物をそろえること」の3つ。

▼どれも当たり前のことだと思いますが、中々丁寧には出来ていないと反省します。

▼しかし、挨拶や返事は分かるのですが、「履物をそろえる」は何故でしょう?

□「履物をそろえると、心もそろう。ぬぐ時にそろえておくと、はく時に心が乱れない。」ということです。

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何気ない動作に人の心は鍛えられていくのだと気付かされました。

大きな舞台に立つことは我々の想像以上の緊張と重圧があることでしょう。

しかし、日々の何気ない生活の中で、心を落ち着かせ、何があっても動じない強い心を鍛えているのですね。

何か大きな努力をしなければいけないと思いがちですが、本当は、当たり前のことを当たり前に、し続けることが大切なのだと教えてくれているようです。

そういえば、昨年度紹介した、『大谷翔平選手の目標達成シート』にも同様の言葉がありました。

ほぼ同様のことが『夢をかなえるゾウ:水野敬也(文響社)』にも書かれていました。

 

今回のオリンピック・パラリンピックのテーマは『一歩踏み出す勇気を。』だそうです。

皆さん 良い夏休みをお過ごしください!