緑丘語風(校長の独り言)

1006 前期終業式の話「ふし」

今日は前期の最後として、竹の「ふし」の話をします。

この部分が「ふし」です。

 

考えてみてください。ふしがなく、ただ長い、細い棒だったら、絶対に風には耐えられないでしょうね。ボキっと折れてしまいます。

竹は「ふし」を作りながら大きくなっていきます。

 

皆さんも同じです。「ふし」を創ってください。

この後、通知表をもらいますね。

・「だめだったー!」と悔しい思いをする子が多いでしょう。

・逆に「やったー!」と、自分をほめる子もいると思います。

 

それが「ふし」です。

もちろん、勉強だけではありません。

「ふし」は、これまでを振り返り、次へのことを考えるということです。

 

3日間の休みをはさんで、前期から後期へ移り変わります。

係や班も変わります。

 

リセットするチャンスです。ステップアップするチャンスです。

「ふし」を作りながら美しく、丈夫でしなやかな、竹のように成長してください。