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夏休みに向け、ネットトラブルにご注意を!

こんにちは南帷サブローです。

今日は、可児警察署の生活安全課から講師をお招きし、6年生を対象に、「ネットトラブル防止」について話していただきました。これは学年を問わず大切な話です。

最近は、小学生もネットトラブルに関わることが多く、その多くは、ネットの仕組みや危険性を知らないことによるものが多いとのことです。

また、年齢が高くなるにつれて、ネットを使った仲間関係・人間関係のトラブルが増加してくるとのことです。

小学生でも関わる可能性がある事例として、以下のようなものが紹介されました。

〇ネットゲームで、知らないうちに課金をし、何十万・何百万の請求があった。(支払いは免除されない 保護者が支払う)

〇動画配信やゲーム中継への、「あおり」行為でトラブルになり、相手から個人情報提供請求や訴訟の話があった。逆に「晒される」こともある。

〇知らないうちに、著作権・肖像権の侵害をしてしまっており、賠償の請求があった。

〇仲間や他人の画像を加工し、ネットに挙げた。様々な犯罪にあたる。ネットに挙げなくても、相手が訴えれば犯罪になる可能性がある。

〇自撮りトラブル:人には見せたくない画像を、言葉巧みに要求され、いやいやながらも送ってしまい、精神的にも被害を受けた。

〇一度ネットに挙げた画像等は、消すことができない。( デジタルタトゥー) 就職時や結婚時に見られてしまったら? 将来、自分の子どもが検索したら…?

〇世の中の常識から外れたいたずら画像、いたずら動画を載せて、関係者に被害を与えた。(賠償問題)

〇LINE等のSNSを使ったいじめ行為があとを絶たない。便利な道具も、使う人・使い方次第で、人を傷つけるものになってしまう。

などです。少し生々しい話でしたが、警察が実際の事件として扱うことは年々増加・低年齢化しており、夏休みもあることから、かなり危機感をもっているとのことでした。

学校でも、ネットの正しい使い方に関して、学年に応じて繰り返し指導していますが、夏休みに入ることから、ぜひご家庭でも話題にしていただくとともに、お子さんのネットの使用状況を定期的に確認していただくとよいと存じます。(お子さんとネットの使い方ルールを決められるのが望ましいです…。)

写真は、授業の様子です。途中で、自撮り画像を送ってしまう状況はどんな時か、グループ討議する場面がありました。

ネットトラブルに巻き込まれないように、そして自分の行動がネットトラブルにならないよう、十分気を付けましょう!