11月29日、3年生の生徒を対象に「いのちの授業」を行いました。「心を育てる性教育研究会」の代表の方を講師としてお迎えし、「思春期の君たちへ」と題して、性・性感染症・HIV感染情況・デートDV・命のバトンなどのお話を聞きました。
子どもから大人へと心も体も変化し続ける思春期に大切にしたいことは「自己コントロール」だと教えていただきました。
自己コントロールができれば、性の衝動を抑えることができ、自分の体や人生を大切にすることができます。また、大切な人の心と体を守ることもできます。さらに、自己コントロールができる人は、他者の立場を考えた行動ができ、愛情や思いやりの心を育むことができ、苦手な人や嫌な人を無くす努力ができるということも教えていただきました。
最後に「命のバトン」のお話を聞きました。自分の1代前(親)は2人、2代前(祖父母)は4人、どんどんさかのぼり10代前には1024人、20代前には100万人を超える人の命があって、今の自分がいることを教わりました。今の自分が存在するために数えきれない人の命が繋がっていることを改めて実感するとともに、世の中に無駄な命がないこと、自分の周りの全ての人を大切にしなければならないことを強く感じました。