*昨日(12月15日)の話題です。
4年5組が算数の公開授業を行いました。小学校算数研究会(名称が間違っていたらすみません)の先生方約10名に参観していただきました。

授業後に、参観された校長先生にお時間をいただきました。研究会の内容とは別に、本校の多文化共生にかかわっての感想をうかがいました。
①一斉(全員が黒板に机を向けて教師の話を聴く。児童の発言を聴く。)→②まず、自分で課題について考える→③小集団(グループ・ペアで課題を考える。)→④一斉(全員で教師の話や児童の話を聴いて、今日の学習をまとめる)
というように授業は進みました。
校長先生は、特に③の場面について
◆グルーピングが見事(多文化共生=外国籍児童についても、日本語や学習内容の理解度によって支援の仕方を工夫していたこと)
◆授業者の子どもたちへの声かけが絶妙で、子どもの知的好奇心を持続・発展させていたこと。
全体の感想敏江、「よく練られた授業だったこと」を話してくださいました。ありがとうございました。
放課後、授業者の先生とこの話を伝えました。すると、この授業、というか、この単元全体で何をどのように教えるかを考える「構想メモ」というか、そういうものを見せてくれました。それは、学習指導要領を何度も読み返し、これまでの経験をつなぎ、目の前の子どもたちの実態から、この子たちに合う方法や流れを考えゴールに導く“地図”のように感じました。この努力に感動しました。ここまで考えて授業をしていることに感謝します。
◇さて、4年生について。
校内を散歩?するとき、楽しみがあります。廊下や教室などの掲示物の変化です。特に4・6年生フロアにはホワイトボードがあり、タイムリーな内容に変化しています。



最新版です。
3・4年生時代はギャングエイジといわれます。
特徴をざっくりまとめると
- 仲間集団を作る:友達同士でグループを作り、仲間とのつながりをとても大切にします。
- ルールや約束を重視:グループ内で決めたルールを守ることにこだわります。
- 大人より仲間優先:先生や親よりも友達の意見を重視する傾向があります。
- 社会性の発達期:協力や競争を通して、人間関係のスキルを学びます。
だからこそ、「自分で考えて行動する」ことを大事にした学年経営を進めてくださっている先生方に感謝と、それに応えて、たくましく伸びている子どもたちに、私は期待しています。
可児市立今渡北小学校 

