「子どもの特性を知り、付き合おう」
可児市スクールカウンセラー スーパーバイザー 川原 聡 先生
牧師でもある川原先生の講話は、とても分かりやすい内容で、あっという間でした。
その中でも、私が印象に残ったところは、「子どもは愛すべき存在であるけれども、王様(神様)ではない。」という言葉です。
今の時代の子どもは「無制限」でありたいと思っている。無制限に愛されたいと思っている。現代は「無限」であるかのような錯覚を与える社会になっている。(ネットやゲームも)
それにより、習慣や価値観が歪んでしまっている。歪みを回復させるためには、「愛情+制限」が必要だということが分かりました。
- 楽しい → けれどきりをつける
- 大事 → だけど聞けないこともある。
- 何を思ってもいい → だけど何でも言っていいわけではない。
- 気持ちは聞くよ → だけど要求は全部は聞かないよ。
良い関係(愛着)を築くために
たとえよく分からなくても・・・
〇非を認めたらほめる。
〇ポジティブな点を認める。
〇「報告」に耳を傾ける。
子どもの全てを理解することはできませんが、その子の特性を知ることは大切だと思いました。これからも良い関係を続けていくために、何気ない会話の中で、子どもの声をよく聞いていこうと思います。
子育て委員長 森 奈々子